• 01

    富士フイルムの企業研究ができる

    富士フイルムは1934年に大日本セルロイド株式会社から分割され、設立された富士写真フイルム株式会社を前身に持つ企業で、現在は持ち株会社富士フイルムホールディングスの傘下の企業です。設立以来写真フィルムやカラー印画紙を主力事業として扱っていましたが、市場全体が縮小する中で、フイルム製造で培ってきた化学合成技術を医療分野に活かすことで多角化を試みました。そうして富士写真フイルムの写真事業を中心に引き継いだのが現在の富士フイルムです。本社は東京赤坂と西麻布に置かれています。売上高2兆1466億円を誇り、総従業員数は31,321名を要する大企業です。これまでの改革で事業の柱を確立した富士フイルムは、2016年の中期経営計画で安定的な利益・キャッシュ創出に力を入れる方針を示しています。M&Aを活用したコア事業の成長加速といった正攻法で利益率を上げていくと同時に、自社株買いや配当金の向上などを通じて株主還元を強めていく計画です。特に注力するのは、ヘルスケア、高機能材料、ドキュメントの3分野。そのうち、富士フイルムでは、ヘルスケア分野で画像診断システムを中心とした安定成長と新薬の上市、高機能材料分野でスピーディーな新製品開発と市場投入を目指しています。

  • 02

    富士フイルムの強みが知れる

    富士フイルムは、もともと映画フィルムの国産化を目指して設立された会社です。しかし現在では、富士フイルムグループ全体の売上のうち47%がオフィス用印刷機器などのドキュメントソリューション、39%が医療・印刷・液晶ディスプレイ材料などのインフォメーションソリューションであり、写真関係事業であるイメージングソリューョンは14%を占める程度となっています。カラーフィルムの世界層重要がピーク時の2割ほどと急激に減少する中で、フィルム開発で培った技術を応用し、機能性化粧品など様々な分野に利用することで、業績はV字回復を遂げました。現在でも新しい技術の採用には積極的であり、多くのM&Aを実施しています。あまり知られてはいませんが、液晶保護フィルム世界シェアNo.1、イメージセンサー用カラーモザイクNo.1、医用画像システムの世界シェアはNo.2(国内ではトップ)など、競争力の高いプロダクトも有しています。2008年には富山科学工業を買収して製薬分野に進出。アルツハイマー型認知症治療薬、がん治療薬などを開発中。2014年よりiPS細胞関連にも着手しています。

  • 03

    富士フイルムの社風が知れる

    創業から長いこともあり、基本的に人がよく職場の雰囲気は良好です。M&Aが頻繁に行われ、リストラや希望退職面談、部門ごと子会社に転籍などといったこともあり人の出入りはそれなりにありますが、あまりギスギスした雰囲気はありません。バレーボールやフットサルなどの大会を通じて職場間やグループ会社の交流もあるようです。穏やかで法令遵守が徹底されており、まじめです。資金力もそれなりにあるため、若手のうちから責任ある仕事に携わることができます。事務系はそもそも人数が少ないため若手に任される仕事の範囲が広いですし、技術系も最初の数年は専門性が深くても複数の製品やテーマに関わる事ができるよう調整されることが多いようです。新入社員は3年間指導員がつく、研修が充実しているなどフォローも十分です。ただし、経営者と従業員に距離がありトップダウンの文化なので、決定権はありません。何かをすすめるには社内調整力や管理・根回しなどが重要で、日々の人間関係が大切になります。個人主義よりはチーム主義で、周囲を巻き込んで解決するプロセス・過程が重要視されます。アイデアや挑戦を歓迎する文化はありますが、そのハードルは非常に高いのが実情です。評価も入社後しばらくは年功序列です。

参加費 無料
イベント
開催日時
興味ある方が10人を超え次第、
OBの方と開催日程を決定しご連絡致します。
持ち物 筆記用具 ノート
服装 自由
開催場所 株式会社ユナイテッドウィル
住所 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-7-7 EBSビル10F
アクセス 東京メトロ恵比寿駅 2番出口 徒歩30秒

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