OB訪問にいくメリットって…?

「OB訪問って行かなきゃいけないの・・?」「ちょっと面倒くさい」「行ったらどういういいことがあるの?」と思ったことがある人は多いはず。そこで今回はOB訪問に行くことによるメリットについて説明します。

 

OB訪問とは自分の興味のある企業に就職した同じ大学の先輩にその企業のことについてお話を伺いに行くことです。企業研究の一環であり、企業の人事担当者には聞けない情報を知ることができたり、気軽に企業のことについて聞ける機会になっています。

 

また、就活の際、説明会等では多くの企業はたくさんの人から応募してきてもらえるように自分の企業をよく見せようと会社のいいところのみをピックアップして話してきます。そういった会社説明会ではその企業のデメリットなどを見つけることは難しくなります。しかしOB訪問では、気軽に企業の裏の事情など先輩方の体験に基づいて聞くことができます。むしろ「企業の悪い点」は絶対に聞いておくべきことの一つです。いざ入社してみてイメージと違ったとかブラック企業だった、なんてことは避けたいですよね。あらかじめ先輩から会社の雰囲気など聞いておくことで自分がそこで働いているイメージができるようになったり、自分の本当にやりたいことと照らし合わせて考えることができるようになります。

 

OB訪問は、社会人とのコネを作る機会であると言えます。学生のうちから社会人と繋がっておくことでのちのち出ることになるであろう社会の話を聞ける機会が増え、運が良ければ

、OB訪問から上や人事に紹介してくれるかもしれません。一回OB訪問をしたら、ぜひぜひ他の社員さんとも繋げてもらいましょう。OB・OGひとりひとり考え方や価値観などは異なってくるため、OB訪問は何回やっても勉強になることが多いでしょう。

 

金融や通信系・銀行や保険等の企業はリクルーター制度を採用しているところが多くあります。リクルーター制度とはOB訪問から始まる採用制度のことで、これが導入されている企業を狙っている学生はOB訪問が必須となります。優秀な人材であると判断されると一次選考や二次選考をパスできる場合もあるみたいです。

商社や保険等の企業では、足切りの基準がOB訪問の有無・または数になっているみたいです。その会社に対する熱意を示すためにもOB訪問はやっておくほうがよいと言えます。

 

また、OB訪問を通じて評価された学生は内々定が決まるケースもあるようです。面接官以外の社員さんに自分のことをアピールできる貴重な機会だと思って積極的に参加しましょう。