【社長メシfor社会人】採用成功企業インタビュー~採用を機に会社の成長をピポットさせる。~

社長メシ採用成功企業インタビュー

社長メシ利用企業の中から採用に成功した社長にその秘訣を迫るインタビュー企画。
社会人版リリース後初めての内定承諾者。

給与前払いサービスを展開している株式会社キュリカは、これからのサービス拡大を考えた際に営業へもっと力を入れていきたいと思い募集開始するも、母集団形成に採用課題を感じていました。その中で新しいチャネルを検討し、その選択肢の1つとして社長メシを活用していただくことになりました。
社長メシでは20代後半〜30代の中堅法人営業経験者を採用することを目標とし、承諾者のIさんに出会うまで、3回の社長メシを開催していただきました。

出会いから採用に至るまでを、インタビューでお届けします!

採用者:Iさん

前職はエンジニアとして業務に携わっていましたが、キュリカでは未経験マーケターとして採用。
今まで営業リードは全てテレアポにて獲得していましたが、良質なリード獲得をするために新たな試みとして、Iさんの採用を決定しました。
企業拡大戦略から逆算した採用ではなく、採用者に合わせて会社の拡大戦略を変えていく長澤社長の素敵な想いが、今回の採用に繋がりました。

社長メシ導入当時はマーケターの採用は考えていなかった長澤社長。
さらにIさんと会う前も絶対に採用してやるぞ!という温度感ではなかったといいます。
それがなぜ未経験マーケターとして採用することを決定したのか。

そこには通常の採用活動では動かなかった、2人の意志の変化がありました。

ありさん
いつも社長メシありがとうございます!!

長澤社長
とても素敵な方を採用することができました。ありがとうございます。

Q1.Iさんと会うことが決まった際、採用の温度感は高かったのでしょうか?

採用しようという気持ちでもちろん望んでいましたが、Iさんを絶対うちで採用してやる!みたいな意気込みはなかったですね(笑)
コロナの影響もあり、最初の顔合わせはWEBでという形でしたので、1時間はお互いにとっていい時間にしよう、自分にとっても何か得る時間にしようという気持ちで開催はさせていただきました。

Q2.実際に話をする中で、その気持ちに変化がありましたか?

自分の言葉でビジョンや想いを伝えることで改めて自分の整理になったので、自分にとって得るものはすごい合ったように感じます。

お話をする中で感じたことは、Iさんはこちらが伝えることをインプットするだけでなく、それ以上にアウトプットしてくれている印象でした。
その姿になんだかワクワクしたんですよ。
弊社はベンチャー企業ですし成長途中ですので、経験がたくさんあるというような固まった方ではなくていいかもしれないなと思いました。

Q3.選考ではなく社長メシだからこそ見えたIさんの素の姿が良かったんですね。

お互いに素だったと思います。
初回はWEBだったので話せることにも限りがありましたし、お互いを理解することにも限界がありました。
なのでその後の選考の中でランチへ行き、お話させていただきましたが食事が間に入ることでお互いのガードも下がりよりフランクに素で話せたと思います。
フランクに面談しましょう〜!という面談/選考とは違い、とてもリラックスしてお話することができました。

Q4.その場で採用!というわけではなかったんですね。

採用までは比較的長かったと思います。
Web社長メシの後は人事や部署の上長など多くの社内メンバーと面談をしていただいて、最後にランチ会でしたね。
比較的採用工数はかかった気がしますが、この工数があったからこそお互いに入社後のギャップは全くなく働けています。

Q5.より食事会を充実するとなると、食事会参加前にお互いが共通の認識を持ち、意思疎通しあっているということは必要かもしれないですね。

社長メシはお互いが“会いたい”という双方向なサービスです。
だからこそ事前の意思疎通(やりとり)はもっとあってもいいかなと思います。

「なぜ社長メシに応募してくれたのか」
「これからどうしていきたいのか」
「転職に対しての意識」
「そして自分の想い」
みたいなことが事前に分かればランチの充実感はもっと違うかなと思います。

Q6.どこで働いてくれそうか、はある程度すり合わせできている方が効率的ですね。今回は営業職採用を期待しててのIさんだと思うのですが、事前の採用要件とは変わったのでしょうか?

んー、Iさんに合わせて採用の方向性をピポットすればいいという事に気づいたからですかね。
本当に素直でいい方だなと感じた時に、このポジションが空いていないから採用できないという考えではなく、この方に合わせてポジションを作ればいいということです。

Q7.条件面で比較されることはよくあることだと思いますが、そこはどうカバーしたのでしょうか?

Iさんを採用して思ったことは、「いい人材を採用する際支払う対価はお金でも福利厚生でもなく、その方が快適に働ける、つまりその方にとっての成長環境を提供すればいい」ということです。

転職するのは何かしらの成長を手に入れるためだと思います。
入社してくれる方が弊社でどう快適に働けるかの延長線上ではありますが、彼らが思い描く成長をいかに会社が提供できるかで、一緒に働くという意思決定をしてくれることに気づきました。

Q8.その人が成長したい方向に会社の方向性も変えていくということですね!

成長の場を提供することでその人自身が成長することはもちろんですが、会社も圧倒的に成長すると思います。
まずはgive。Iさんの成長が、会社の成長という相乗効果を生み出します。

だからこそ私たちはIさんを囲う(一生働いてもらおう)という気持ちもないので、彼が起業したいのであればその選択を応援しますし、その先で必要であれば協業もできますし、取引相手になることだってできます。

大事なことは色々な選択肢をもち、その選択を広げていけるということだと思いますね。

インタビューを終えて

長澤社長の口から出てきた言葉に衝撃の連続でした。
採用する方の成長に合わせて会社がピポットすればいい、それはきっと多くの経営者の方が言える言葉ではないだろうと感じました。

通常の採用は欠員が出たポジションに補充するという形での採用だからこそ
いい人材を他者から引き抜くためのいい給料と働きやすい環境、そして家族を守れる制度などの条件面を整えることが先行して考えられがちです。

今回社長メシでIさんという素敵な方との出会いをきっかけに、採用だけでなく会社そのものの考え方も変えていくことになりました。社長メシを通して採用するという合否だけでない新しい繋がりやきっかけができたこと大変嬉しく思います。

社長メシはまだまだ世の中には浸透していないサービスですが、このサービスが日本中の働くを少しでも変えられるようこれからも精進していきます!

インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!
素敵な出会いを創っていただき本当にありがとうございます。