2019年11月26日社長メシ特別企画「市長メシ」by岡山県笠岡市を開催しました

社長メシ運営の大場です。2019年11月26日「社長メシ」のスピンオフ企画「市長メシ by 社長メシ」が岡山県笠岡市の小林市長主催のもと開催されました。

市長メシ企画背景

地方の採用活動では、様々なUIターンイベントなど実施されていますが、どれも画一的で、地方創生のトレンドもあり、地方に興味を持つ学生に響いていない現状があります。社長メシは地方での開催を推進する中で、熱意ある若者を求める自治体や地域の事業者が多い現状を再認識し、地方自治体に特化した社長メシ「市長メシ by 社長メシ」の募集に至りました。

市長メシ実施に至った背景

2019年6月、本企画を正式リリースいたしました。そこから実際に自治体と意見を交わす中で、本サービスの開催を希望する自治体もありますが、学生の集客からイベントのフォロー迄を自治体が単独で行うことが難しい、前例のないサービスに取り組むことが難しいなど、様々な理由があり実現に至っておりませんでした。そんな中、10月に岡山県笠岡市の小林市長に我々の想いが伝わり市長メシ開催が決定いたしました。

今回開催する岡山県笠岡市のご紹介

笠岡市は、岡山県の南西部、広島県福山市と岡山県倉敷市の間に位置するまちです。緑豊かな「北部」、国道やJRが通り便利な「市街地」、瀬戸内海に面した「南部」とコントラストのある自然豊かで住みやすいまちであるとともに、全国屈指の笠岡湾干拓,県の工業団地、JFEが所有する広大な工業用地もあります。笠岡市の特徴は、子育て支援が充実していることです。中学生まで医療費が無料で(高校生は入院のみ無料)、子育てコンシェルジュが配置されているなど、保護者との距離が近い関係で子育てをサポートしています。また、芸人千鳥大悟さんの出身地でもあり市民の人柄も笠岡市の魅力です。

迎えた市長メシ本番

開催場所は笠岡市も食材を提供する全国の離島食材が堪能できる東京・神楽坂の小洒落たダイニング「離島キッチン」。

この日笠岡市から提供された鯛を使ったお料理。この日のために笠岡市の漁師さんから届けられた。

市長の乾杯でスタート。

30名近い応募の中から選ばれた学生6名。北海道、茨城、山形など地方出身の学生が揃い、それぞれ地方創生にかける想いを市長にぶつけていた。

4時間にも及んだ市長メシ。市長からここでしか聞けない地方のリアルを学生に伝えて頂いた。

市長の話を聞いて学生が自らの地方創生アイデアをぶつけるシーンも。

笠岡市へのインターンを自ら名乗り出る学生も。

熱量高くなり最後は市長の熱い想いで市長メシ閉幕となった。

市長から学生へのメッセージ

「海外をいろいろ巡って、取引相手の話を聞いて契約までこぎつけるといった経験を重ねてきて思うのは、現場を大事にしてほしいということ。これはいまも変わらない。市民の現場へ行って、市民の声を聞くこと」

「市民と血の通った交流からいろいろな意思決定ができる。市民と同じ高さで聞いて考えないと、市民の思いとずれた意思決定をするようになっちゃう。そういう意味だと、市役所職員はめちゃめちゃいい仕事。市民とコミュニケーションがとれる現場がいつもある」

「商社マン時代はね、自分のことだけしか考えてこなかった。金を稼ぐことばかり考えてた。それがいまはね、人のためになるなら金なんていらないって本気で思ってるわけよ。人って変わるんだなーっ、人間って不思議だよなーって。そんなことをときおり実感する人生も、またいいんじゃないかってね」

市長の熱い話に聞き入る参加学生。

開催を終えて

「日本には地方創生が必要だ」そうメディアがうたい税金が投入され動き始めた地方創生。地方創生を実現する重要ファクターはなんなのか?ありきたりかもしれないが想いをもって本気で行動を起こす若者なのかもしれない。改めて今回の市長メシで感じた。市長メシ終了後、まさにそんな若者が動き出した。参加者の1人で将来官僚を目指す学生が笠岡市へのインターン案を市長に提出したのだ。結果はどうなるかわからない。でも社長メシとして市長と学生の意志を繋ぎ新たな価値ある出会いを生み出せたことを誇りに思う。そこからイノベーションは起こることを信じて。

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