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Vision
世界の恵まれない子どもたちのため
JUNKO Associationある一人の女性の想いから は成立しました。
当時、明治学院大学国際学部の3年生であった高橋淳子さんは、ゼミで東南アジアの経済発展について研究をしていました。ベトナムを訪れた彼女は現地の人々の優しさを感じると共に、途上国という国の貧しさに直面し、「ベトナムの貧しい子どもたちのために何か役に立ちたい」 という強い想いを胸に帰国しました。
しかし、その数ヵ月後に不慮の交通事故に遭いこの世を去ることに。
そんな彼女の遺志が末永くベトナムの地に残るように、ご両親は淳子さんの積立金や集まった香典を提供し、ゼミの仲間たちは学校内で募金活動を実施し、ベトナムの子どもたちの笑顔のために活動を始めました。これによって、1995年9月にベトナム中部の都市ダナンに近いクァンナム省ディエンフォック村の小学校を改築。村人は感謝の意を込めて、この小学校を「JUNKO School」と名づけます。
そしてJUNKO Associationの前身が、当時のゼミ生を中心に発足し、明治学院大学の学生を中心に現在まで活動して参りました。2005年に10周年を迎え、2007年11月からはNGO団体からNPO法人(特定非営利活動法人)へと変化を遂げました。 -
Action
ただボランティア活動することの難しさ
弊団体では現地で活動するプロジェクトだけでなく、自分たちで活動資金を得るプロジェクトも存在しています。
それをビジネスプロジェクトと呼び、JUNKO Associationの活動を支援する 後方支援機関 として現地でのボランティア活動以外にも現地特有の商品を日本で販売するなどの活動をしています。
ベトナムとミャンマーの伝統的な商品を買い付け、オンラインショップやイベント等での販売を実施したり、現地工場と協力しJUNKOオリジナル商品の開発をしています。
日本で現地のことをより多くの方に知ってもらうべくイベントに多く出展し、商品の販売をさせていただいています。ビジネスプロジェクトで得た収益はすべて現地を支援するための資金としています。
時には駅での街頭募金を実施したりし、現地での活動資金/寄付物はすべて自分たちで生み出しています。
✓現地プロジェクトの活動を支援する資金調達
✓現地プロジェクトとは異なる角度からの支援
✓販売先での広報活動 等
現地の活動が資金面で困ることがないようにすることを目標に、日々新しい企画、新しい商品の開発、新しいビジネスを模索しています。
〝ただ、ボランティア活動をすることの難しさ”
を身に染みて理解しながら活動しています。ボランティア活動をする上で、団体の目標を現実的なものにするためにビジネスに取り組んでいます。あらゆる物事をするために必要なお金を得ることの大変さ、面白さ、それが支援地の子供たちのためになるという実感を胸に抱き、日々少しずつ前進しています。
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Message
活動内容
■ベトナム
①クアンナム省ディエンバン地区ディエンフック村
JUNKOのルーツであるベトナムでは、高橋淳子さんの遺志を継ぎ、建てられたJUNKOschoolがある地域にて、中学教育における地域間の格差を埋めるため、活動しています。
・文化交流(多文化に触れたり新たな考え方を学ぶことにより視野の拡大を図ります)
・JUNKOPrize(詰め込み式のベトナム教育において、自身で考え発信することを通して、子ども自身が持つ創造力や個性を引き出します)
・高校交流(日本文化を知ることで、世界には自らの文化(ベトナム)とは違う文化を持つ国が存在することを実感し高校生の新しい気づきの場を提供。進学や就職といった将来に関して、都市部(ダナン市)の大学に通う大学生や日本への留学経験者と話すことで自らの将来の夢や可能性を発見するきっかけを提供しています)
②クアンナム省ヒエップドゥック県フックザ村・ソンチャ村
日本人にも人気があるダナンから北東にバスで3時間ほどの場所にあり、ほとんどの地域が山岳地帯にあります。Phuoc Gia村はHiep Duc県の中で最も経済的に貧しい地域であり、経済的な理由から子どもが家の手伝いや早期に就労することで義務教育中退者が存在します。交流では、子どもたちが将来の目標を持ち、勉学へのモチベーションを持てるよう、また、それぞれが勉学以外の部分でも学校へ行きたいと思える理由を持てるようにと内容を考えています。私たちは活動地域のすべてが義務教育を受けることを目標に、村人の教育への意識を向上させるための話し合いや中退理由を調査し、彼らが抱える課題を解決できる一助となれるよう引き続き努力していきます。
■ミャンマー
現地からの「外国の風を吹かせて欲しい」という要望をきっかけに始まったミャンマーでの活動は、幅広い活動を実施しています。
①バゴー管区レパダンタウンシップ
②ヤンゴン管区タンリンタウンシップ
・助成金(経済的な理由に左右されることなく、子どもたちに教育の機会を提供し勉学に励む子供たちを応援します)
・文化交流(日本の文化を通じて、外国、自国の文化に興味を持ってもらい、又将来について考える機会を提供、交流対象の子どもたちだけではなく、学校全体の生徒、先生の創作意識への興味関心を高め、創作を自由にできる環境を整えていきます)
・ペンパルコミュニケーション(文通を通して日本とミャンマーの学生の親睦を深め、お互いの文化を知り、学び合います)
・寄付支援(図書館の建設やPCの寄付など物資的な支援をとして学ぶ環境を整えます)
活動場所 | 明治学院大学戸塚キャンパス |
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所属人数 | |
活動頻度 | 週1~2回(長期休み期間中は海外渡航) |
会費 | 5000円/年 |
HP | https://www.junko-association.org/ |
https://twitter.com/junko_info | |
https://www.instagram.com/junko_association/ |
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